【やっぱりチェックは非常に大切  NO DOUBT,CHECKING IS EXTREMELY IMPORTANT】

この記事はいつも気をつけているはずなのに起こる『ケアレスミス』の話です。

WEBに関わる人間(自分もその一人ですが)に特に見られる『チェックの甘さ』。
これは

「いつでも修正出来るから」
「コピペのしておけばいいでしょ」

などなど、ミスに対する意識が非常に少ない。


紙媒体をメイン戦場にしている方と仕事をするとそれこそ
ミスの指摘が集中砲火される事態が多々発生します。



では、ミスをするとどうなるでしょうか?


01,出し戻しに時間がかかり、作業者以外の者にも非常に負担を掛ける

作業部分を複数の人間がチェックします。
何度も修正部分を見ることに時間がかかりまうす。
修正指示などの資料を作成するのに時間がかかります。

とにもかくにも非生産的です。


02,スケジュールがキツくなりミスが発生しやすくなる悪いスパイラルが発生する

制作作業だけでもタイトなスケジュールで組み上げているのに、修正の出し戻しが多くなり時間がどんどん無くなって行きます。

納期に間に合わせるため作業が荒くなりミスが発生します。


03,信頼が薄れていき、疑いの目で見てしまう

ミスが重なると「全てにミスがあるのではないか」「修正以外の部分にも間違いがるのではないか」なんてことが頭の中によぎります。

果てには人間性や行動まで疑いを持ってしまうこともあります。


04,作業が深夜に及ぶ

当然の帰結ですが、上記の様なことが起こるともちろん残業や休日出勤、最悪徹夜の連続・・・
なんてこともあります。


元々お客様のお金を預かり仕事をしてるのですからミスなんてあってはならないことです。

こんな様々な悲惨が起こるのであれば「ミスは絶対にしない!」と心に決めて作業しましょう!
では、具体的にはどのようなことをすれば良いのか。


01,チェックの大切さを組織全員で確認する

「ミスをしてもいいじゃん、直せるし」と言う甘ったれた考えを捨て、「絶対にミスをしない、させない!」組織を作ると全員で共有します。

clip_usage02


02,自分だけじゃやっぱり足りない、と自覚する

一人で作業をしていると必ずミスが発生します。
他の部署や同僚スタッフにお願いしチェックをしてもらう下地を作っておきましょう。

img_0


03,パソコンの画面だけではチェックしないで紙に出力する

実は統計的に紙はパソコン画面でチェックするよりも“ミスの検出の正確度が3倍以上”になると言われています。
パソコンが画面では修正指示やマーカーが書き込めないなどの不便がありますので紙に出力してチェックを基本スタンスとしましょう。

しかし、200Pなどの大規模なサイト構築やECサイトなどもあります。
この場合は画面に向かい「指差し確認」「声出し確認」を行います。

_3


04,エントリーフォームなどは自分で必ずアクセスしてみる

当たり前ですが、結構できていなかったりします。
絶対に自分でアクセスし、禁止コードなども打ち込みチェックしましょう。

form


05,誰にでもよめるキレイな字で赤字を入れる

チェックは一人でやるのではありません。
誰が見ても理解できる綺麗な字で赤字を書き込むことでケアレスミスがさらに減少します。

example


以上、5つの対策を行えばかなり修正作業はなくなってきます。
時間を確保しクオリティーや新たな企画などの作業に時間を当てましょう!